歩掛り
建築の各部分工事の原価計 算における原単位的な概念 で、部分工事量の1単位当 たりの標準労働量、標準資 材量等などである。なお、 一般に、原単位とは一定量 の生産物をつくるために使 用する、または排出する物 や時間などの量のことであ る。
労務費 = 労務単価 × 歩掛り × 施工数量
(円/人・日) (人・日/㎡など) (㎡など)
材料費 = 材料単価 × 歩掛り × 施工数量
(円/kgなど) (kg/㎡など) (㎡など)
簡単にいうと、
「この作業を、どれくらいの人数・時間・材料でできるか」の基準
のこと。
例えば、
- ALC100㎡を建て込むのに何人必要か
- ボード張り100㎡に何人工かかるか
- 墨出しを何時間で終えるか
- モルタルを何㎥打つのに何人必要か
みたいなのを数字で表したもの。
具体例
たとえば、
「LGS下地組の歩掛り」
が
- 1日で職人1人が10㎡施工できる
なら、
50㎡施工したい場合は、
- 5人工必要
って計算できる。
現場監督が歩掛りを理解すると強い理由
歩掛りがわかると、
- 職人手配
- 工程管理
- 原価管理
- 応援人数の判断
- 「今日どこまで進むか」の予測
ができるようになる。
つまり、
「現場の未来を読める」
ようになってくる。
これはかなり大きい。
現場でよくある会話
- 「この数量だと2人工くらいかな」
- 「歩掛り悪いな」
- 「想定より手間食ってる」
- 「この収まり、歩掛り悪すぎる」
こういう会話は全部、
“時間・人数・材料効率”
の話をしてる。
今の段階で意識するといいこと
今のあなたなら、
① 今日の作業量を見る
- 何人で
- どこまで進んだか
② 理由を考える
- なぜ早かった?
- なぜ遅れた?
- 手待ち?
- 墨違い?
- 搬入遠い?
- 加工多い?
ここを見ると、
歩掛り感覚がかなり育つ。
