言い返す力を身につける|感情的にならず、自分の意見を伝える方法

言い返す力を身につける|感情的にならず、自分の意見を伝える方法

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こんにちは、もぐらです。

今回は、

「言い返す力を身につけるにはどうすればいいのか?」

について考えてみました。

僕自身、仕事をしていて、

「今の言い方、ちょっときついな……」

「本当は違うと思うけど、何も言えなかった」

「あとから考えたら、こう言えばよかった……」

と思うことがあります。

その場では頭が真っ白になってしまって、言いたいことが出てこない。

そして家に帰ってから、

「なんであのとき言えなかったんだろう」

と考えてしまう。

こういう経験は、意外と多いのではないでしょうか。

そこで今回は、**相手と喧嘩するためではなく、自分の意見を冷静に伝えるための「言い返す力」**についてまとめます。


「言い返す=喧嘩」ではない

まず大切なのは、

言い返すことと、相手を言い負かすことは違う

ということです。

大声で言い返したり、相手を傷つける言葉を使ったりすれば、一時的にはスッキリするかもしれません。

でも、それでは人間関係が悪くなってしまうことがあります。

大切なのは、

「自分の意見も伝える。でも、相手のことも尊重する」

ということです。

これは「アサーション」と呼ばれるコミュニケーションの考え方にもつながります。

厚生労働省の「こころの耳」では、アサーションを、相手の気持ちや考えを尊重しながら、自分の気持ちや考えも適切に伝えるコミュニケーション方法と説明しています。

つまり、

「黙って我慢する」

でもなく、

「相手を押さえつける」

でもない。

その間を目指す。

これが大切だと思います。


①すぐに答えようとしない

何か強いことを言われたとき、

「えっ……」

となって頭が真っ白になることがあります。

そんなときに無理して答えようとすると、余計に言葉が出てきません。

そこで、

一度、間を置く。

これだけでも変わります。

例えば、

「ちょっと確認させてください」

「具体的には、どの部分でしょうか?」

「もう一度、内容を整理してもいいですか?」

と、一度時間を作ります。

大切なのは、

すぐに完璧な答えを返さなくてもいい

ということです。

一呼吸置いて、自分の頭を整理してから話せばいい。


②「具体的には?」と聞く

相手から、

「仕事が遅い」

「普通はそんなことしない」

「もっとちゃんとやって」

と言われたとします。

ここで、

「すみません……」

と全部受け入れてしまうのではなく、

「具体的には、どの部分でしょうか?」

と聞いてみます。

例えば、

「仕事が遅い」

↓

「どの作業について、そう感じましたか?」

「もっとちゃんとやって」

↓

「具体的に、どこを改善したらいいでしょうか?」

という感じです。

曖昧な言葉を具体化すると、

「何を改善すればいいのか」

が見えてきます。

そして、相手の言っていることが正しいのか、自分の認識とズレているのかも確認できます。


③事実と感情を分ける

言い返すときに感情的になってしまう原因の一つが、

事実と感情がごちゃ混ぜになること

だと思います。

例えば、

「そんな言い方をされてムカつく!」

という状態では、話し合いが感情のぶつかり合いになってしまいます。

そこで、

「何が起きたのか」

「自分はどう感じたのか」

「どうしてほしいのか」

を分けて考えます。

厚生労働省の資料でも、適切な自己表現では、客観的な状況、自分の思い、具体的な提案、必要に応じた代替案を整理して伝えることが紹介されています。

例えば、

「さっきの件ですが、○○という状況でした。僕としては、△△と感じました。次からは□□してもらえると助かります。」

という形です。

これなら、相手を攻撃せずに自分の意見を伝えられます。


④「私はこう思います」と伝える

相手を責める言い方ではなく、

「私はこう思います」

と伝える方法もあります。

例えば、

「あなたの言い方が悪い」

ではなく、

「私はその言い方をされると、内容を落ち着いて受け止めにくくなります」

という言い方です。

「あなたは間違っている」

ではなく、

「僕はこう考えています」

と伝える。

いわゆる「Iメッセージ」です。

相手を否定するのではなく、

自分の考えや感じ方を伝える

というのがポイントです。


⑤言いたいことを普段から練習する

そして、言い返す力は、

その場だけで身につけるものではない

と思います。

普段から練習しておくことが大切です。

例えば、仕事が終わったあとに、

「今日、言いたいことを言えなかった場面はあったかな?」

と振り返ります。

そして、

「自分だったら何と言えばよかっただろう?」

と考えてみます。

例えば、

「もっと早くやって」

と言われた場合。

その場で何も言えなかったとしても、

「今後はどの時間までに終わらせればいいですか?」

「優先順位を確認してもいいですか?」

など、後から言葉を考えてみる。

こうやって自分の言葉の引き出しを増やしていくことが大切です。


⑥PREPで話す練習をする

普段から、

結論 → 理由 → 具体例 → 結論

の順番で話す練習をするのもおすすめです。

例えば、

「僕は、この方法で進めたいです。」

↓

「理由は、こちらの方が作業が早いからです。」

↓

「例えば、前回もこの方法で施工できました。」

↓

「なので、今回はこの方法で進めたいです。」

という感じです。

普段からこういう話し方を練習しておくと、急に意見を求められたときにも言葉が出やすくなります。


現場監督にも「言い返す力」は必要

現場監督の仕事でも、

「それは無理だよ」

「そんなやり方じゃできないよ」

「前はこうやったよ」

など、職人さんや業者さんから意見を言われることがあります。

そんなときに、

「すみません……」

と全部引いてしまうのではなく、

まず相手の話を聞く。

そのうえで、

「なるほど、そういう考えなんですね。ただ、図面ではこうなっているので、ここだけ確認させてください」

と伝える。

これなら、相手を否定せずに自分の考えも伝えられます。

現場監督は、職人さんに指示を出す立場でもあります。

だからこそ、

強く言うことより、明確に伝えること

が大切なのだと思います。


まとめ

今回は、

「言い返す力を身につける方法」

について考えてみました。

ポイントをまとめると、

・すぐに答えようとせず、一度間を置く

・「具体的には?」と確認する

・事実と感情を分ける

・「私はこう思います」と伝える

・過去の会話を振り返って練習する

・PREPで話す練習をする

です。

言い返す力というと、

「口喧嘩が強くなる」

みたいなイメージがあります。

でも、本当に身につけたいのは、

「自分の意見を、落ち着いて相手に伝える力」

だと思います。

僕自身も、仕事で何か言われたときにオドオドしてしまったり、

「はい、分かりました」

だけで終わってしまったりすることがあります。

でも、それを少しずつ変えていきたいです。

相手を言い負かす必要はありません。

自分の意見を持って、それを落ち着いて伝えられる人になる。

そのために、普段の会話から少しずつ練習していきたいと思います。

言いたいことを言えずに後悔することがある人は、

まず今日から、

「僕はこう思います」

という一言を増やしてみる。

それだけでも、少しずつ変わっていくのではないでしょうか。

それでは、また次の記事で。

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