見えない部分の大切さを学んだ一日

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見えない部分の大切さを学んだ一日

2026年7月5日

今日は、捨て笠木(ステ笠木)の役割について学んだ。これまでは笠木の下にある下地材という程度の認識しかなかったが、実際には建物を雨水から守るための非常に重要な役割を担っていることを知り、理解が深まった。

捨て笠木は、ベランダや屋上のパラペットの最上部に設置され、仕上げの笠木の下に隠れる部材である。見た目には完成するとほとんど見えなくなるが、最大の役割は二次防水であることを学んだ。もし仕上げの笠木の継ぎ目や接合部から雨水が侵入したとしても、捨て笠木がその水を受け止め、建物内部へ浸水することを防ぎながら外部へ排水する仕組みになっている。

また、雨水を外へ逃がす水切りとしての役割だけでなく、防水シートなどの下地を安定させ、笠木全体の耐久性を高める役割もあることを知った。完成後には見えなくなる部分だからこそ、施工精度が建物の寿命を左右する重要な工程なのだと感じた。

普段は仕上がった建物ばかりに目が向きがちだったが、今日の学びを通して、本当に建物を支えているのは見えない部分の丁寧な施工なのだということを改めて実感した。派手さはないが、一つひとつの部材に明確な意味があり、それぞれが建物を長く安全に使うために欠かせない役割を果たしている。

これから現場を見るときは、完成した姿だけでなく、その裏側にある納まりや防水の考え方にも目を向けたい。そして、なぜその部材が必要なのかを常に考えながら学ぶことで、現場監督としての知識をさらに深めていきたいと思った。

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