【茨城県営六番池アパート】

一級建築士過去問

茨城県営六番池アパート（水戸市）は、三つの住棟、集会室及び中央広場で構成され、中央広場については、住戸又は集会室を介してアクセスする居住者専用のものである。

正解は ×

設問は熊本県営保田窪第一団地（熊本市）についての記述である。三つの住棟、集会室及び中央広場で構成される５階建の中層集合住宅で、中央広場は住戸又は集会室を介してアクセスする居住者専用のものである。また、茨城県営六番池アパート（水戸市、設計：現代計画研究所）は、七つの住棟により囲まれた二つの中庭をもち、屋根葺材は地元で焼かれた瓦を使用している。

実物写真

https://gkk-tokyo.com/project/667/

覚えるためのポイント

茨城県営六番池アパートの重要な特徴を3つご紹介します：

1. 七つの住棟による特徴的な空間構成で、二つの中庭を囲むように配置されています。この配置により、居住者同士の自然な交流を促進する環境が創出されています。
2. 地域性を重視した設計で、特に屋根葺材には地元の窯元で焼かれた伝統的な瓦を採用しています。この選択は地域の文化的価値の継承という意味も持っています。
3. プライバシーと共用空間のバランスに配慮した設計がなされており、住棟の配置角度は各住戸のプライベート空間を確保しながら、コミュニティ形成も促進する工夫がされています。

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