こんにちは、もぐらです。
仕事をしていると、
「あの人、なんか余裕があるな」
と思う人っていませんか?
忙しいはずなのにバタバタしていない。
急な質問をされても慌てない。
職人さんに話しかけられても、落ち着いて答える。
こういう人を見ると、
「仕事ができる人っぽい」
と感じることがあります。
一方で、自分は仕事で焦ってしまう。
質問されると頭が真っ白になる。
「あれやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と、常にバタバタしている。
僕自身、現場監督として仕事をしていて、そう感じることがあります。
でも、余裕というのは生まれつきの性格だけで決まるものではありません。
姿勢、動作、話し方、返事の仕方など、意識して変えられる部分があります。
今回は、仕事で**「余裕がある人」に見えるために意識したいこと**をまとめます。
① 動作を少しゆっくりにする
まず簡単にできるのが、
「動作を少しゆっくりにする」
ことです。
例えば、
- ドアを開ける
- カバンを置く
- 書類をめくる
- パソコンを操作する
- 歩く
- 立ち上がる
- 道具を取る
こういった日常の動作を、少しだけ丁寧にします。
焦っていると、
ガチャッ!
バタバタ……
「あれどこだっけ?」
となりがちです。
逆に、一つ一つの動作を丁寧にすると、外から見たときの印象が変わります。
仕事での立ち居振る舞いや、動作、姿勢、声のトーンなどは、言葉以外のコミュニケーションとして相手に伝わります。
ただし、本当に仕事を遅くする必要はありません。
ポイントは、
「仕事のスピードは落とさず、無駄なバタバタを減らす」
ことです。
② 返事をする前に「一拍」置く
仕事で余裕がなくなる瞬間。
それは、突然質問されたときです。
例えば職人さんから、
「ここ、どう納めます?」
と聞かれたとします。
焦っていると、
「えっと……あの……」
となってしまいます。
そんなときは、すぐに答えようとしなくても大丈夫です。
一度、
「はい、確認します」
と落ち着いて返します。
そして必要なら図面を確認する。
これだけでも、かなり違います。
大切なのは、
「分からないことを即答する」ことではなく、「分からないことを落ち着いて確認する」こと。
です。
もちろん、何でも「確認します」で終わらせるのではなく、
確認する → 答える → 次から覚える
までセットにします。
③ 早口をやめる
余裕がなくなると、どうしても早口になります。
特に、
- 上司に報告するとき
- 職人さんに指示するとき
- ミスを報告するとき
- 初対面の人と話すとき
などは、焦って言葉を詰め込みがちです。
そこで、
「普段より少しゆっくり話す」
ことを意識します。
そして、
語尾までハッキリ話す。
これも重要です。
例えば、
「ここお願いします!」
ではなく、
「この部分を、今日中にお願いします。」
と、落ち着いて伝える。
話す速度や声の大きさなどは、職場での非言語コミュニケーションの一部です。厚生労働省の資料でも、コミュニケーションの非言語要素として、声の調子・大きさ・スピードなどが挙げられています。
④ 「忙しい」を連呼しない
忙しいと、つい、
「今めちゃくちゃ忙しくて……」
と言いたくなります。
もちろん、本当に忙しいときはあります。
でも、毎回「忙しい」「時間がない」「無理」と言っていると、自分自身も焦ってきます。
そこで、できるだけ、
「今これをやっているので、○時から対応します」
のように、具体的に伝えるようにします。
例えば、
「今、コンクリートの写真整理をやっています。終わったら確認します。」
これなら、相手にも状況が伝わります。
「忙しい」と言うより、「いつ対応できるか」を伝える。
これだけでも落ち着いた印象になります。
⑤ 「すぐやります!」ではなく期限を伝える
仕事を頼まれたとき、
「はい!すぐやります!」
と答えることがあります。
でも、本当にすぐできるとは限りません。
そこで、
「○時までにやります」
と具体的に伝えるようにします。
例えば、
「この写真、今日中に整理しておいて」
と言われたら、
「分かりました。15時までに整理して提出します。」
と返します。
これなら自分自身も、
「15時までにやればいい」
と整理できます。
余裕があるように見せるためには、何でも即答するより、自分の仕事量と期限を把握して返事をすることが重要です。
⑥ 姿勢と目線を意識する
意外と大きいのが、
姿勢です。
焦っていると、
- 下を向く
- キョロキョロする
- 身体が小さくなる
- 手を頻繁に動かす
- 落ち着きなく動く
といったことが起きます。
そこで、
背筋を伸ばす。
相手を見る。
相手の話を最後まで聞く。
これだけでも印象が変わります。
姿勢、表情、視線、声のトーン、動作などは、言葉とは別の非言語コミュニケーションとして相手に伝わります。
⑦ 分からないときほど「落ち着いて確認する」
現場監督なら、ここが一番大切かもしれません。
職人さんから、
「この高さでいい?」
「ここ、どう納める?」
「この下地、どこに入れる?」
と聞かれることがあります。
すべてを即答できるわけではありません。
そんなときに、
「分かりません……」
とオドオドしてしまうと、自分でも余計に焦ります。
だから、
「図面を確認します。」
「一度、納まりを確認してから回答します。」
と落ち着いて伝える。
そして確認したら、
「確認しました。この高さでお願いします。」
と、最後まで答える。
これを繰り返すことで、少しずつ自分の知識も増えていきます。
余裕がある人=何でも知っている人
ではありません。
分からないことが起きても、慌てずに処理できる人
という考え方もできます。
現場監督なら「余裕=段取り」
ここまで、動作や話し方について紹介しました。
でも、現場監督にとって本当の余裕は、
「事前準備」
から生まれると思います。
例えば明日の作業について、
□ 職人さんは来るか
□ 材料はあるか
□ 作業場所は空いているか
□ 他業者と工程が重ならないか
□ 墨は出ているか
□ 図面は確認したか
□ 必要な下地は入っているか
□ 次工程は何か
こういったことを前日に確認しておく。
そうすると、翌朝になってから、
「材料ない!」
「墨出てない!」
「職人さんと作業場所がかぶった!」
ということが減ります。
つまり、
「余裕があるように振る舞う」だけではなく、「余裕が生まれる段取りをする」ことが大切です。
余裕がある人がやっていること
まとめると、こんな感じです。
🧍 動作
少しゆっくり、丁寧に動く。
🗣 話し方
早口にならず、語尾までハッキリ話す。
⏸ 返事
すぐ反応せず、一拍置く。
👀 姿勢
背筋を伸ばして、相手の話を聞く。
📅 仕事
期限を具体的にする。
🔍 分からないこと
焦って答えず、確認してから答える。
📋 段取り
前日に準備して、当日のトラブルを減らす。
明日からできる「余裕をつくる3つのルール」
いきなり全部やる必要はありません。
まずは、この3つだけでいいと思います。
① 動作を少しゆっくり
「急がない、丁寧に。」
② 返事の前に一拍
「はい、確認します。」
③ 明日の仕事を前日に3つ確認
「人・物・場所」
- 人 → 職人さんは来る?
- 物 → 材料はある?
- 場所 → 作業できる?
この3つを確認します。
まとめ
仕事で余裕があるように見せるために、特別なことをする必要はありません。
動作を少しゆっくりする。
早口にならない。
返事の前に一拍置く。
姿勢を正す。
分からないことは落ち着いて確認する。
そして何より、
前日に段取りをする。
これが大切です。
特に現場監督は、トラブルがゼロになることはありません。
職人さんから突然質問されることもあります。
図面と現場が合わないこともあります。
材料が予定通り届かないこともあります。
だからこそ、
「トラブルが起きない人」ではなく、「トラブルが起きても慌てない人」
を目指したいです。
僕自身も、仕事で焦ってしまうことがあります。
でも、焦ったときほど、
「おちついて。一回確認しよう。」
と自分に言い聞かせる。
そして、動作を少しゆっくりにする。
話すときも、一拍置く。
これだけでも、少しずつ変わっていくはずです。
余裕は、性格ではなく習慣からつくる。
明日から、まず一つだけ試してみましょう。

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