【原自邸】
一級建築士過去問
問題
原自邸(原 広司)は、玄関から吹抜けを通過してバルコニーまで降りてゆく廊下の両側に居室を配置し、トップライトから自然光を取り入れた住宅である。
正解は ○
原広司邸(1974年)は、玄関からバルコニーまで降りてゆく、トップライトをもつ中央の吹抜けを擬似外部空間とみなし、その両側に居室が内向きに配置されている。住居の中に「都市を埋蔵する」構成を意図した住宅といわれている。
実物写真
https://sakuhin.info/japan/harahiroshi_house/
覚えるためのポイント
原広司邸(1974年)の主な特徴は以下の通りです
- 玄関からバルコニーまで緩やかに下降する中央の吹抜け空間があり、大きなトップライトから自然光が注ぎ込む擬似的な外部空間を創出しています
- 吹抜け空間の両側に内向きに配置された居室があり、プライバシーと共有空間のバランスが取られています
- 「住居の中に都市を埋蔵する」という革新的なコンセプトに基づいて設計され、都市的な要素を住宅内に凝縮させています
- 黒色の下見板張りの外観を採用し、周囲の自然環境と調和しながらもモダンな印象を演出しています
- 各居室にもトップライトが組み込まれ、大きな中央空間の中に小さな光に満ちた空間が入れ子状に構成されています
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