「見えない鎧を装着せよ!鉄骨の薄板が橋脚を地震から守る秘密の工法」

現場監督【建築】

「見えない鎧を装着せよ!鉄骨の薄板が橋脚を地震から守る秘密の工法」

「見えない鎧を装着せよ!鉄骨の薄板が橋脚を地震から守る秘密の工法」


【衝撃的な結論】

たった数ミリの鋼板が、橋脚や柱に“鎧”のように巻かれることで、地震による倒壊リスクを劇的に低減する──その衝撃の耐震補強工法です。


【理由】

鋼板巻き立て工法とは、既存の鉄筋コンクリート構造物(橋脚や柱など)に厚さ6~12 mm程度の鋼板を巻き付け、その内側の隙間に無収縮モルタルやエポキシ樹脂を充填することで、構造物と鋼板とを一体化し、耐力と靭性(じん性)を向上させる補強方法ですthink-and-try.xyzsho-bond.co.jpmaintenance.fukumiconst.jp
さらに、フーチングと鋼板をアンカーで定着させることで、曲げ耐力を強化し、塑性ヒンジ(可塑的な変形部)を意図的に形成させて、脆性的な破壊を抑制しますsho-bond.co.jpエステックジャパン株式会社


【具体例】

  • 設置手順の流れ

    1. コンクリート表面の下地処理

    2. アンカー設置・鋼板取り付け

    3. 現場溶接による鋼板同士の連結

    4. 隙間への無収縮モルタルまたはエポキシ樹脂の注入

    5. 防食塗装による腐食防止措置maintenance.fukumiconst.jpsho-bond.co.jpエステックジャパン株式会社

  • 工期短縮や現場負担の軽減が図られる手法も存在
     「かみ合わせ鋼板巻き立て工法」では、鋼板にノコ歯状のかみ合わせ継手をあらかじめ工場で形成し、現場で溶接不要で組み立て可能。これにより水中施工も可能になり、仮締切や溶接不要、施工品質も安定化しますshimzshimztechnonews.com


【結論】

鋼板巻き立て工法は、“薄い鎧”を巻くことによって大きな強度アップを実現し、構造物の寿命を延ばし、安全性を確保する革新的な補強技術です。溶接技術や注入材、防食処理など細部に至る配慮が不可欠で、その選択と施工が仕上がりを左右します。

皆さんの建設現場において、この工法を実際に見たことがある、あるいは興味を持った――そんなエピソードや感想があれば、コメントでぜひシェアしてください!

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