スケルトン・インフィル、インフィルハウジング 【計画】  

題名:スケルトン・インフィル、インフィルハウジング

過去問・類似問題

問題1 2級計画 R04-12
スケルトン・インフィル住宅は、「建築物の躯体や共用設備部分」と「住戸専有
部分の内装や設備」とを明確に分けて計画することによって、住戸の更新性や可
変性を高めることができる。

問題1 正

問題2 計画 H16-24
インフィルハウジングは、クリアランス型の再開発の反省から考えられたもの
で、地域社会の継承等を原則として、既成市街地の街区更新を行う手法である。

問題2 正

覚え方・解説

インフィルつながりです。

■スケルトン・インフィル
集合住宅等において、構造躯体(スケルトン)の中に、住戸内の内装(インフ
ィル)を挿入(インフィル)する工法。(〔計画No.15〕を参照)
■インフィルハウジング
市街地再開発において、既成の市街地の中に、街区程度の小規模な開発を少し
ずつ挿入(インフィル)していく手法。

<インフィルハウジングについての詳しい解説>
・インフィルハウジングは、クリアランス型(既成市街地の一掃、一斉取壊し)
の再開発の反省から考えられたものです。
・地域社会の継承等を原則として、建替え部分が街並みの一部になることを考慮
しながら、街区(四方を道路で囲まれた範囲)程度の小規模な開発を少しずつ
挿入(インフィル)して街区更新を行う修復型、改善型の都市計画手法です。
・街並みのパターンと調和するファサード(正面)としたり、地域固有の材料、
デザイン要素を使ったりする等の手法があります。
・インフィルハウジングにおいて、「ハウジング(集合住宅)」という単語を使
っているのは、市街地再開発の中心が集合住宅だからです。

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