題名:スロープ
過去問・類似問題
問題1 計画 H26-09
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」に基づく移動等円滑
化経路を構成する傾斜路においては、高さ200㎜の段差に対して、勾配を1/10と
し、手すりを設けた。
問題1 誤。設問は高さ200㎜の段差なので、勾配1/12以下としなければならず、
勾配1/10では急勾配すぎます。
問題2 計画 H30-12
車椅子使用者に配慮した集合住宅の計画において、駐車場からエントランスホー
ルにアプローチする傾斜路の計画に当たり、車椅子使用者が自力で登ることがで
きるように、勾配を1/16とした。
問題2 正
覚え方・解説
これも寸法設計の基本問題です。
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」
において、原則2,000㎡以上の特別特定建築物について、
■(建築物移動等)円滑化基準とは、原則2,000㎡以上の特別特定建築物が
「~としなければならない」という基準です。
■(建築物移動等)円滑化誘導基準とは、
「~とすることが望ましい」という基準です。
また、移動等円滑化経路とは、車椅子使用者等が通行しやすい幅や勾配を確保し
た経路をいい、円滑化基準の一つとして、車椅子使用者等が利用する居室等まで
の経路のうち最低1以上は移動等円滑化経路としなければなりません。
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