二重サッシ・複層ガラス・合わせガラス 【計画】  

題名:二重サッシ・複層ガラス・合わせガラス

過去問・類似問題

問題1 計画 H08-14
引違い窓のはめ込みガラスを1枚ガラスから複層ガラスに入れ替えると、開口部全体の断熱性能の向上は期待できないが、遮音性能は向上する。

問題1 誤。断熱性能は向上するが、遮音性能の向上は期待できない。

問題2 環境 R04-10
複層ガラス(厚さ3㎜の単板ガラス2枚と乾燥空気を封入した6㎜の中空層からなる。)は、その面密度の合計と同じ面密度をもつ単板ガラス(厚さ6㎜)に比べて、一般に、500Hz付近の中音域の遮音性能は低下する。

問題2 正

問題3 計画 R05-04
合わせガラスは、2枚以上の板ガラスで中間膜を挟み全面接着したものであり、破損時の飛散防止や開口部の防犯性能を高めることができる。
問題3 正

覚え方・解説

・断熱性能、遮音性能、破損時の飛散防止がポイントです。
・2枚のガラスを使ったものとして、次の3つを整理して覚えましょう!

■断熱性能
空気の層があれば断熱性能が高まりますので、二重サッシ、複層ガラスとも○です。合わせガラスは空気の層がありませんので×です。
■遮音性能
基本的には空気の層があれば遮音性能は高まります。したがって、二重サッシは○なのですが、複層ガラスは、たまたま(?)その空気層の厚さ(6㎜とか12㎜とか)が原因で、どうしても「低音域共鳴透過」という現象により音が透過してしまいやすく、遮音性能は×です。
■破損時の飛散防止
合わせガラスの特長で、樹脂製の中間膜によりガラスの破片が飛び散りません。車のフロントガラスには合わせガラスが使われています。

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