題名:定期講習・構造設計一級建築士講習
過去問・類似問題
法規 H28-23
建築士事務所に属する一級建築士は、直近の一級建築士定期講習を受けた日の属
する年度の翌年度の開始の日から起算して3年以内に、一級建築士定期講習を受
けなければならない。
正解は 正
法規 H22-22
構造設計一級建築士とは、原則として、一級建築士として5年以上構造設計の業
務に従事した後、登録講習機関が行う所定の講習の課程を修了し、構造設計一級
建築士証の交付を受けた一級建築士をいう。
正解は 正
覚え方・解説
①定期講習 3年以内ごとに受けなければならない ②構造設計一級建築士講習の受講資格要件(設備設計一級建築士講習も同様)一級建築士として5年以上の実務経験 ③管理建築士講習の受講資格要件 建築士(一級でも二級でも木造でもよい)として3年以上の実務経験
- ①の定期講習には次の5つがあります。 それぞれの建築士になった後に、知識及び技能の維持向上のために受講しなければならない講習です。 ・一級建築士定期講習 ・二級建築士定期講習 ・木造建築士定期講習 ・構造設計一級建築士定期講習 ・設備設計一級建築士定期講習
- なお、管理建築士の定期講習はありません。 ②③の「構造設計一級建築士講習」「設備設計一級建築士講習」「管理建築士講習」は、それぞれの建築士になるために受講しなければならない講習です。
- 注意点 ・前述したとおり、「構造設計一級建築士講習(②)」と「構造設計一級建築士定期講習(①)」は違います。 ・構造設計一級建築士になるための「構造設計一級建築士講習(②)」を受講するためには、一級建築士として5年以上の実務経験が必要で、その講習に合格し、構造設計一級建築士になった後は、3年以内ごとに「構造設計一級建築士定期講習(①)」を受け続けなければなりません。
建築士の講習制度は主に3種類あります:
- 定期講習 • すべての建築士は3年ごとに受講が必要 • 以下の5つの定期講習があります:
- 一級建築士定期講習
- 二級建築士定期講習
- 木造建築士定期講習
- 構造設計一級建築士定期講習
- 設備設計一級建築士定期講習
- 構造設計一級建築士になるための講習 • 受講資格:一級建築士として5年以上の実務経験が必要 • 設備設計一級建築士講習も同じ条件です
- 管理建築士になるための講習 • 受講資格:建築士として3年以上の実務経験が必要 • どの種類の建築士(一級・二級・木造)でも受講可能
重要な注意点:
- 管理建築士には定期講習は必要ありません
- 構造設計一級建築士になった後は、3年ごとに定期講習の受講が必要です
- 構造設計一級建築士講習(資格取得のため)と構造設計一級建築士定期講習(継続教育)は異なる講習です
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