題名:等価可燃物量・火災荷重
過去問・類似問題
環境 R04-05
等価可燃物量は、対象となる可燃物の発熱量を、発熱量が等価な木材の重量で表
現した値である。
問題1 正
問題2 構造 H18-16
耐火設計においては、建築物の火災区画内の固定可燃物量と積載可燃物量を算定
し、両者を加算した可燃物量を火災荷重として設計する。
問題2 正。「固定可燃物量」とは躯体、建材等の可燃物量であり、「積載可燃
物量」は家具、物品等の可燃物量です。両者を加算する際に、一般に木
材の重量に換算した等価可燃物量として加算し、単位床面積当たりの等
価可燃物量を求めて「火災荷重」として設計します。
覚え方・解説
・建築物は様々な種類の材料で構成され、材料によって燃焼時の発熱量が異なり
ます。そこで、材料の発熱量を、それと発熱量が等しい木材の重量に換算した
値を用いて表し、それを等価可燃物量といいます。
・等価可燃物量と火災荷重をペアで覚えましょう。
■等価可燃物量
可燃物発熱量が等価な木材の重量に換算した可燃物量
■火災荷重
火災区画内における単位床面積当たりの等価可燃物量
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