通過風速 【環境設備】  

題名:通過風速

過去問・類似問題

問題1 環境 H24-10
空気調和機の冷温水コイルの通過風速は、凝縮した水の飛散抑制と搬送動力の低
減を考慮し、2~3m/s程度が望ましい。

問題1 正。送風時のダクト等における圧力損失は、風速の二乗に比例するた
め、通過風速を速くしすぎると搬送動力が増大してしまいます。

問題2 環境 H29-11
同じ風量用の外気取入れガラリと排気ガラリを比べると、排気ガラリのほうが、
一般に、通過風速を高くできることから必要な正面面積は小さくなる。

問題2 正

問題3 環境 H26-12
同風量用の外気取入れガラリと排気ガラリでは、一般に、排気ガラリのほうが通
過風速を大きくできる。

問題3 正

覚え方・解説

■空気調和機の冷温水コイルの通過風速・・・2~3m/s
■ガラリの通過風速
・外気取入れガラリ・・・・・・・・・・・・2~3m/s
・排気ガラリ・・・・・・・・・・・・・・2.5~3.5m/s

・「空気調和機の冷温水コイルの通過風速」と「外気取入れガラリの通過風速」
は同じ値(2~3m/s)です。
・「排気ガラリの通過風速」だけが、風切り音や凝縮した水の飛散の室内への影
響が小さいため、少しだけ通過風速を上げることができます。

ガラリの通過風速の2つの数値は、ガラリ面積の計算問題を解く際に必要にな
りますので、大小関係だけでなく、数値も覚えてくださいね。

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