湿潤養生の期間【施工】

題名:湿潤養生の期間

過去問・類似問題

問題1 施工 H30-11
柱や壁の打込み後のコンクリートの養生において、透水性の小さいせき板で保護
されている部分については、湿潤養生されているものとみなして、湿潤養生を省
略した。

問題1 正。透水性の小さいせき板で保護されている部分については、湿潤養生
されているものとみなして、養生マット・水密シートによる被覆、散
水・噴霧などによる湿潤養生を省略することができる。

問題2 施工 H22-10
構造体の計画供用期間の級が「標準」の建築物の場合で、普通ポルトランドセメ
ントを用いたコンクリートの養生において、コンクリート打込み後、床スラブ等
の露出面を散水等により5日間湿潤状態に保つことは、初期ひび割れの防止に有
効である。

問題2 正

問題3 施工 R04-09
計画供用期間の級が「標準」の建築物において、せき板の取外し後に湿潤養生を
行わない柱、梁側及び壁については、コンクリートの圧縮強度が5N/㎟に達した
ことを確認したので、湿潤養生期間の終了前にせき板を取り外した。

問題3 誤。せき板の取外し後に湿潤養生をしない場合には、せき板の存置期間
は湿潤養生期間を満足しなければなりません。コンクリートの湿潤養生
期間は、コンクリートの圧縮強度による場合、基礎、梁側、柱および壁
の場合、計画供用期間の級が「標準」では、10N/㎟以上に達したことが
確認されるまでです。5N/㎟では足りません。

問題4 施工 H17-12
建築物の計画供用期間の級が「長期」の場合、普通ポルトランドセメントを用い
るコンクリートの打込み後の湿潤養生の期間は、5日間以上とする。
問題4 誤。計画供用期間の級が「長期」の湿潤養生は、7日間以上とします。

覚え方・解説

普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの湿潤養生の期間
■計画供用期間の級「標準」「短期」
5日間以上
■計画供用期間の級「長期」「超長期」
7日間以上

普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの湿潤養生の期間
■10N/㎟以上が確認できれば、所定の日数前に湿潤養生を打ち切ることができ
る。

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