溶接欠陥と補修【施工】

題名:溶接欠陥と補修

過去問・類似問題

問題1 施工 R04-14
溶接部の補修において、表面割れについては、割れの位置を確認した後、割れと
割れの両端からさらに20㎜程度広げた部分を除去し、舟底形に仕上げてから再溶
接した。

問題1 誤。表面割れの除去寸法は50mm以上。

問題2 施工 H26-13
溶接部の融合不良の補修について、内部欠陥の位置を確認した後、欠陥部分と欠
陥の端部からさらに20㎜程度広げた部分を除去し、舟底型の形状に仕上げてから
再溶接した。
問題2 正

覚え方・解説

■表面割れ(クラック)
→50mm以上余分に除去・舟底形に溝を整えて補修溶接(=再溶接)
■内部欠陥(スラグ巻込み・溶込み不良・融合不良・ブローホール)
→20mm程度余分に除去・舟底形に溝を整えて補修溶接(=再溶接)

考え方 表面割れのほうが除去寸法が大きい理由は、表面割れのほうが深部に
達しているおそれが大きいためです。

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