杭工事の「2m」【施工】

題名:杭工事の「2m」

過去問・類似問題

問題1 施工 H21-07改
場所打ちコンクリート杭工事において、コンクリートの打込み中には、トレミー
管の先端がコンクリート中に2m以上入っているように保持した。

問題1 正

問題2 施工 R03-07
オールケーシング工法による場所打ちコンクリート杭工事において、トレミー管
及びケーシングチューブの先端は、コンクリート中に2m以上入っていることを
確認した。

問題2 正

問題3 施工 H15-08改
リバースサーキュレーション工法による場所打ちコンクリート杭工事において、
掘削中は、孔壁の崩壊を防止するため、孔内水頭を地下水位より2m以上高く保
つようにした。

問題3 正

覚え方・解説

・場所打ちコンクリート杭では、前回までに説明したオールケーシング工法、ア
ースドリル工法、リバースサーキュレーション工法によって掘削した孔に、ト
レミー管でコンクリートを打ち込みます。

①トレミー管の先端は、打ち込んだコンクリート中に2m以上入れた状態で引き
上げます。
②オールケーシング工法の場合は、さらにケーシングチューブの先端はコンクリ
ート中に2m以上入れた状態で引き上げます。
・すなわち、トレミー管とケーシングチューブはほとんど同じ高さを保って引き
上げます。
③リバースサーキュレーション工法においては、孔内水位を周囲の地下水位より
2m以上高く保つことによって、水圧で孔壁を保護します。周囲の地下水位の
ほうが高いと、孔壁が孔のほうに崩れてきてしまいます。
・③は、①、②とはだいぶ違いますが、「2m」つながりということで。

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