題名:ガス圧接部の形状
過去問・類似問題
問題1 施工 H29-08改
ガス圧接継手において、圧接部の膨らみの直径は、鉄筋径の1.4倍以上とした。
問題1 正
問題2 施工 H29-08改
ガス圧接継手において、圧接部の膨らみの長さは、鉄筋径の1.1倍以上とした。
問題2 正
問題3 施工 R05-08改
ガス圧接継手において、圧接部における鉄筋中心軸の偏心量は、鉄筋径の1/5以
下とした。
問題3 正
問題4 施工 H25-08改
ガス圧接継手において、ふくらみの頂部からの圧接面のずれは、鉄筋径の1/3以
下とした。
問題4 誤。ふくらみの頂部からの圧接面のずれは、鉄筋径の1/4以下とする。
1/3は1/4より大きいので不適当。
問題5 施工 H30-08
D22の主筋のガス圧接継手の外観検査において、鉄筋中心軸の偏心量の合格基準
値を5㎜とした。
問題5 誤。偏心量の合格基準値を計算させる応用問題です。D22の許容偏心量
は22×1/5=4.4㎜となり、設問は不適当です。問題3が出来て、問題
5が出来ないということは、理解度が足りないということです。
覚え方・解説
①ふくらみの直径 → 鉄筋径の1.4倍以上
②ふくらみの長さ → 鉄筋径の1.1倍以上
③中心軸の偏心量 → 鉄筋径の1/5以下
④ふくらみの頂部からの圧接面のずれ → 鉄筋径の1/4以下
・①、②は「ふくらみ」の規定です。ふくらみは大きくします。
・「1.4倍」と「1.1倍」の数値は覚えてください。直径と長さのどっちが大きい
かは、図を見れば一目瞭然かと思います。直径が1.1倍ではほとんどふくらみが
ありません。
・③と④は「ズレ」の規定です。ズレは小さくします。
・③は「軸ズレ」、④は「面ズレ」と言えます。
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