題名:作業主任者
過去問・類似問題
問題1 施工 H28-02
建築物の土工事において、掘削面の高さが2mの地山の掘削であったので、作業
主任者を選任した。
問題1 正
問題2 オリジナル
掘削面の高さが2m未満の地山の掘削作業に当たっては、「地山の掘削作業主任
者」を選任しなくてもよい。
問題2 正
問題3 施工 R01-02
高さが5mの鉄筋コンクリート造の既存建築物の解体作業において、「コンクリ
ート造の工作物の解体等作業主任者」を選任した。
問題3 正
問題4 施工 R01-02
山留めの高さが5mである山留め支保工の切りばりの取付けにおいて、「地山の
掘削作業主任者」を選任した。
問題4 誤。「山留め支保工の切りばりの取付け」に当たって選任しなければな
らないのは「土止め支保工作業主任者」です。このような「まったく別
の作業主任者を選任した」という誤りの肢もたびたび出題されています
ので、注意しましょう。
覚え方・解説
・作業主任者とは、「型枠支保工、地山の掘削、足場・鉄骨の組立て、その他の
労働災害を防止するための管理を必要とする作業における、職人のリーダー」
です。
・作業主任者の選任が必要な作業は、次のように、掘削面や構造物等の高さが関
係してきます。
① 高さに関係なく選任が必要
・土止め支保工作業主任者
・型枠支保工の組立て等作業主任者
② 高さ2m以上の場合に選任が必要
・地山の掘削作業主任者
③ 高さ5m以上の場合に選任が必要
・足場の組立て等作業主任者
・建築物の鉄骨の組立て等作業主任者
・木造建築物の組立て作業主任者
・コンクリート造の工作物の解体等作業主任者
④ その他
・石綿作業主任者(石綿(アスベスト)含有量0.1%超の建材を扱う作業)
覚え方 ■「支保工」は高さに関係なく選任が必要。
■地山の掘削は高さ2m以上
■足場と主要3構造(鉄骨、木造、コンクリート造)は高さ5m以上
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