題名:完全スリットと剛性評価
過去問・類似問題
問題1 構造 H30-24
鉄筋コンクリート造の建築物の腰壁と柱との間に完全スリットを設けることにより、柱の剛性評価において腰壁部分の影響を無視することができる。
問題1 正
問題2 構造 H20-21
鉄筋コンクリート造の腰壁と柱の間に完全スリットを設けた場合には、梁剛性の算定に当たっては、腰壁部分が梁剛性に与える影響を考慮しなくてよい。
問題2 誤。梁の剛性評価では腰壁部分の影響を無視できません。
覚え方・解説
腰壁と柱の間に完全スリットを設けた場合
① 柱の剛性評価では腰壁部分の影響を無視してよい。
② 梁の剛性評価では腰壁部分の影響を考慮する。
・柱と腰壁は縁が切れても、梁には腰壁がべったり付いていますからね。その分、梁が硬くなります。それを「剛性が高くなる」と言います。
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