正面のない家
問題
「正面のない家(N氏邸)」(坂倉建築研究所、1960年)は、敷地全体を壁(塀)によって囲い込み、四つに分かれた庭が各室に採光と広がりを与えているコートハウスである。
正解は ○
正面のない家(N氏邸)(坂倉建築研究所、1960年、兵庫県西宮市)は、「正面のない家」シリーズのひとつで、敷地全体を壁又は塀で囲い込み、四つに分かれた中庭から、各室に採光、通風を取り入れるコートハウスである。
【実物写真】
https://sakuhin.info/japan/modern-j/syoumennonaiie/
【建物の特徴】
「正面のない家(N氏邸)」の主な特徴は以下の通りです:
- 1960年に兵庫県西宮市で坂倉建築研究所によって設計・建築された
- 敷地全体を高く壮大な壁で完全に囲み込む設計
- 庭を四つの部分に分割し、各部屋が自然光を十分に享受できるようにしている
- コートハウスの一種で、プライバシーを確保しつつ開放的な空間を提供
- 「正面のない家」シリーズの一部
- 玄関の構えがなく、廊下も存在しないため、床面積を最大限に利用可能
- 外観は完全に囲まれた状態で、町並みに対して閉鎖的な印象を与えることがある
この建築は、1960年代の持ち家需要が高く、狭い土地でも住宅が求められるという社会的背景から生まれました。
押さえておくべき特徴
- 庭を四つの部分に分割し、各部屋が自然光を十分に享受できるようにしている
- コートハウスの一種で、プライバシーを確保しつつ開放的な空間を提供
コメント