①2026年3月25日
②本文
今日は現場で測量の基本を改めて意識する一日だった。光波を使った測量では、プリズムを持つ側の動きが精度を大きく左右する。まず差金で2点をしっかり押さえて直線を出し、その延長線上にプリズムを据える。この「最初の一手」が曖昧だと、その後どれだけ丁寧に距離を合わせてもズレが生じてしまう。そんな当たり前のことを、今日は体感として強く理解できた気がする。
実際にやってみると、ほんの数ミリの意識の違いが全体の仕上がりに影響するのが面白くもあり、難しくもあった。最初は微調整に時間がかかってしまい、少し焦る場面もあったが、落ち着いて一つひとつ確認していくことで、徐々に精度が合っていく感覚をつかめた。こういう瞬間に、技術が自分の中に積み上がっている実感が湧いてくる。
また、コンクリート解体においては、梁下200ミリのラインが基準になることも改めて意識した。ただ壊すだけではなく、「どこまで残すか」を正確に見極めることが重要で、そのためにも測量の精度が欠かせない。作業一つひとつが繋がっていることを感じ、現場全体を俯瞰して考える大切さに気づいた。
今日は派手な出来事はなかったが、基礎を丁寧に積み重ねることの価値を再認識できた一日だった。焦らず、でも確実に前に進む。この感覚を忘れずに、明日も一つずつ精度を高めていきたいと思った。
