仕事で「本当に正しい答えがほしいのに誰も教えてくれない…」と悩んだことはありませんか?質問しても反応が薄い、会議で意見が出ない、ネットで調べてもピンポイントの答えにたどり着かない。そんな時に役立つのが、“カニンガムの法則”という少し意外な心理テクニックです。これはネットや会議で効率よく正確な情報を引き出すコツとして知られています。
正しい答えを引き出す“逆転の発想”
カニンガムの法則とは、「正しい答えを得たいなら、あえて間違った答えを示す方が効果的」という観察則です。もともとはインターネット上で多くのユーザーが誤った情報を訂正する際に、結果として正確な答えが集まるという現象から言われています。実際の言葉としては「インターネット上で正しい答えを得る最良の方法は、質問することではなく、間違った答えを投稿することである」と表現されているほどです。
正確な質問をすることはもちろん大切ですが、
「教えてください」とただ問いかけるよりも、
「こうなんですよね?」と少しズレた仮説を示す方が、人は反応してくれやすいのです。これは人間の心理として、間違いを訂正したいという欲求が働くからです。
こんな場面で“ズレた仮説”が役に立つ
たとえばSNSで情報を集めたい時、「このやり方が一番効率いいよね?」と少し意見にズレがある仮説を投稿すると、経験者や詳しい人が「実はこうするともっと早くできるよ」と具体的なアドバイスをくれることがあります。会議でも、誰も発言しない時にあえて少しズレた意見を出すことで、他のメンバーが反論や補足をし始め、活発な議論につながります。チームで知識を共有したい時も、あいまいな状態で黙っているより、少し間違っていても仮説を示す方が正確な情報が集まりやすいのです。
ただし“誤解を招かない使い方”がカギ
この方法には注意も必要です。完全に間違った情報を無責任に広めると、誤解や混乱の原因になりますし、信頼関係のない相手には逆効果になることもあります。ですから、ポイントは「あくまで正解を引き出すための仮説提示」として使うこと。意図的にズレた答えを提示することで、周囲の人が訂正や補足をしたくなる心理をうまく刺激できます。
仕事の不安を解消し、成功につなげるコツ
仕事の中で「うまくいくアイデアが出ない」「正確な情報が集まらない」と感じる時、このカニンガムの法則を上手に活用してみてください。間違いを恐れずに少しズレた仮説を投げかけることで、周囲の人が詳しい情報を補ってくれるようになり、結果として正確な答えが集まるようになります。
最初は小さな場面からでOKです。「これってこういうことで合ってますか?」という一言を、ただの質問よりも少しひねって伝えてみましょう。そんなちょっとした工夫が、仕事でのコミュニケーションを活性化し、あなたの成功体験につながるはずです。
さあ、明日からは少し“ズレた仮説”で周囲の反応を引き出し、仕事をもっとスムーズに、もっと“うまくいく”流れにしていきましょう!

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