【隅肉溶接】「“隅肉溶接”だけで建物は支えられている? 驚きの真実」

00-1.【用語集】建築・土木・設備

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「“隅肉溶接”だけで建物は支えられている? 驚きの真実」

本文

建築現場でよく使われる「隅肉溶接 (すみ肉溶接)」は、実はとても重要――しかも多くの人が見落としがちな“建物の命綱”なのです。

衝撃的な結論

隅肉溶接が不適切だと、“見えないところ”から建物の安全性が崩れてしまう可能性があります。

理由

隅肉溶接とは、金属の部材同士を「T字」や「L字」のように直角で重ね合わせ、その角の内側に三角形状の溶けた金属(ビード)を流し込んで接合する方法です。Kabuku Connect(カブクコネクト)+2ウィキペディア+2
この「脚長」や「のど厚」によって“どれだけ強く接合できるか”が決まり、適切なサイズでなければ接合部の強度が母材に見合わず、強度不足になりかねません。kenchikuchishiki.com+1

具体例

例えば、鉄骨の梁と柱を繋ぐとき、隅肉溶接がきちんと設計どおりにされていれば、十分な耐力を発揮し安全性に貢献します。一方、溶接ビードのサイズが小さすぎたり、溶け込みが浅かったりすると、見た目は問題なくても構造的に弱点になることがあります。建築物の長年の揺れや振動で、溶接部に負荷が集中するリスクがあるのです。

結論

隅肉溶接は、“脇役”のように思われがちですが、実は建物の安全性を支える重要な技術です。設計や施工の段階で正しく理解し、適切に施工すること――それが、建物の命を守るカギなのです。

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