「現場で密閉!? “現場封かん養生”がコンクリートを真っ先に裏切る驚きの真実」

「現場で密閉!? “現場封かん養生”がコンクリートを真っ先に裏切る驚きの真実」


衝撃的な結論:
コンクリートの強度を左右するのは水でも温度でもなく、“封をするかどうか”だった。


理由:
コンクリートは打設後、水和反応によって強度を発現しますが、途中で表面から水分が逃げたり、外気と出入りすると、本来の強度が出にくくなるからです。封かん養生は、供試体(強度試験用のコンクリート試験体)をポリフィルムや容器で包んで、外界との水分出入りを遮断する方法です。 higashionna.co.jp+1


具体例:
例えば、公共建築では “標準水中養生” や “現場水中養生” の他に “現場封かん養生” が規定されています。標準水中養生では 28 日後に設計基準強度をクリアすることを目標にしますが、現場封かん養生では、28 日時点では設計強度の 7/10 程度であっても許容され、最終的には 91 日以内に基準強度を満たせば合格とされます。 コンクリート屋さんのブログ+2アメーバブログ(アメブロ)+2 また、封かん養生は型枠を外す前と同じ湿潤状態を維持する目的でも使われます。 アメーバブログ(アメブロ)


結論:
建築現場でコンクリートが本来示す“強さ”を確保するには、見えない “水分の管理” が肝心です。特に封かん養生は、見た目には地味でも、強度と信頼性の両方に直結する重要な工程。これを怠ると「見た目は立派でも中身が弱い」建物になりかねません。次に建築現場を通るときは、ぜひ“封かん”の有無を目で探してみてください。驚くような発見があるかもしれません。

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