病院の基壇型と多翼型 【計画】  

題名:病院の基壇型と多翼型

過去問・類似問題

問題1 計画 H15-02
総合病院の計画において、診療部門の機能拡張に対応した増改築が可能なよう
に、平面計画においては多翼型を採用した。

問題1 正

問題2 計画 H08-15
総合病院の計画において、同程度の延べ面積であれば、高層とする計画に比べて
低層とする計画のほうが、機械による各部門への物品搬送は、一般に、容易にな
る。

問題2 誤。「高層とする計画」の典型は基壇型で、低層とする計画よりも機械
による各部門への物品搬送は、容易になります。

問題3 計画 R03-04
病院の計画に当たり、医療行為を中断することなく設備更新が行えるように、手
術室のある階の上階に設備階(インタースティシャル・スペース)を設けた。
問題3 正

覚え方・解説

■基壇型
・病棟部門以外の部門を低層にまとめて、その上に病棟部門を積み上げたもの。
・機械による各部門への物品搬送(気送管、トレイ搬送など)が容易になる。
■多翼型
・主動線軸から部門ごとに翼を出したもの。
・増改築に対応しやすい。

・病院は、診療技術や設備の進歩により、設備の更新や増改築の必要性が高いことが計画上のポイントの一つになります。

・設備階(電気や空調機械などの設備関係の諸室を集中させた階。インタースティシャル・スペースという。)を設ける計画も、設備の更新やメンテナンスが容易に行えるようにするための工夫です。

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