題名:フィージビリティ・スタディ、デュー・デリジェンス
過去問・類似問題
問題1 計画 H30-19
建築物の企画段階におけるフィージビリティ・スタディは、企画内容が事業経営
上の観点で実行可能かどうかを確かめる検討作業である。
問題1 正
問題2 計画 H27-20
フィージビリティ・スタディは、計画されている内容の実現の可能性について、
都市計画等の上位計画との整合性、技術的な課題、採算性等を検討するものであ
る。
問題2 正
問題3 計画 H30-19
不動産分野におけるデュー・デリジェンスは、不動産を取得する場合に、適正な
価値やリスクを評価するために行う建築物の物理的状況調査、法的調査、経済的
調査等の多角的な調査のことである。
問題3 正
覚え方・解説
・フィージビリティ・スタディとデュー・デリジェンスはペアで覚えましょう。
・共通点は、ともに主として建築物の採算面での評価という点です。
・相違点は、次の点です。
・フィージビリティ・スタディは、これから建てようとする建築物の評価、
・デュー・デリジェンスは、不動産の取得やM&A(企業の合併や買収)において、取得しようとする既存建築物の評価
■フィージビリティ・スタディ
・「フィージビリティ」とは「実現可能性」という意味。
・計画している建築物が主として採算面で実現可能性があるか否かの予備調査。
・フィージビリティ・スタディの結果しだいで計画が中止になることもある。
■デュー・デリジェンス
・DD(ディーディー)とも言う。
・「デュー・デリジェンス(Due Diligence)」は「当然の努力」という意味。
・不動産の取得やM&A(企業の合併や買収)の前に行う、主として採算面につ
いての詳細な調査です。
覚え方
■「スタディ」には「事前の」研究・学習、という意味があります。
したがって、フィージビリティ・スタディは「これから建てようと
する建築物」についての「実現可能性」の調査。
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