題名:スプリンクラー設備
過去問・類似問題
問題1 環境 H17-22
予作動式の閉鎖型スプリンクラー設備は、非火災時の誤放水を避けるため、衝撃
等でスプリンクラーヘッドが損傷しても散水を抑える構造となっている。
問題1 正
問題2 環境 H17-22
予作動式スプリンクラー設備は、誤作動等による水損事故の可能性が低く、コン
ピュータ室等にも採用される。
問題2 正
問題3 環境 H28-18
開放型スプリンクラーヘッドは、天井が高く種々の可燃物がある舞台部等に用い
る。
問題3 正
問題4 環境 R04-18
スプリンクラー設備の設置が必要なホテルにおいて、床面から天井面までの高さ
が12mのロビーに、放水型ヘッドを使用したスプリンクラー設備を設置した。
問題4 正
覚え方・解説
■閉鎖型:スプリンクラーヘッドがヒューズで栓(せん)されている。
熱でヒューズが溶け落ちると散水される(感熱開放という)。
①湿式:ヘッドまで準備万端整った水が待機している
→最も一般的に採用
②乾式:水が凍らないようにヘッドの直前は圧縮空気
→寒冷地などで採用
③予作動式:誤作動防止のためヘッドと火災感知器が連動してはじめて散水
→コンピュータ室などで採用
■開放型:ヘッドが栓(せん)されておらず開放しており、配管のもとにある一
斉開放弁が火災感知器または手動で開かれると散水する。
→劇場の舞台部などで採用(天井が高いとヘッドに熱が伝わったときには手遅れになってしまうため)
■放水型:放水銃などで放水するもの(固定式と可動式がある)
→通常のスプリンクラー設備では感知、消火が困難な
高天井(ホテル等の天井高10mを超えるロビー等)で採用
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