COP・APF 【環境設備】  

題名:COP・APF

過去問・類似問題

問題1 環境 R02-11
省エネルギー性能が高い冷凍機の選定に当たっては、定格条件のCOPととも
に、年間で発生頻度が高い部分負荷運転時のCOPも考慮する。

問題1 正。すこし紛らわしい記述ですが、「年間で発生頻度が高い部分負荷運
転時のCOPも考慮」した運転効率がAPFであると言えます。

問題2 環境 H30-12
パッケージユニット方式の空調機のAPF(Annual Performance Factor)は、
「想定した年間の空調負荷」と「年間の消費電力量」により求められる。

問題2 正

問題3 環境 H27-11
パッケージユニット方式の空調機のAPF(Annual Performance Factor)は、実
際の使用状態に近い運転効率を示す指標であり、想定した年間総合負荷と定格時
の消費電力から求められる。
問題3 誤。「定格時の消費電力」が誤り。「(部分負荷運転時を考慮した)年
間の消費電力」が正しいです。

覚え方・解説

・COPとAPFは、ともにパッケージエアコンの運転効率を示す指標で、「出
力/入力」すなわち、消費エネルギーに対する冷凍能力の効率を示します。
・違いは次のとおりです。

■COP(成績係数:Coefficient Of Performance)
・定格条件(定められた温度条件での100%運転)での運転効率。
■APF(通年エネルギー消費効率:Annual Performance Factor)
・定格条件ではなく、年間で発生頻度が高い部分負荷運転時(効率が落ちる
50%、60%運転など)を考慮した、実際の使用状態に近い運転効率。

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