題名:騒音レベル
過去問・類似問題
問題1 環境 H20-06
音圧レベルが等しい純音を聴くと、一般に、1,000Hzの音より100Hzの音のほう
が小さく感じられる。
問題1 正
問題2 環境 H24-01
騒音レベルは、A特性で感覚補正された量であり、低音域が優勢な騒音に対し
て、その値は、音圧レベルの値よりも低い値を示す。
問題2 正
覚え方・解説
■人の耳は低音には鈍感
・ポイントは、「人の耳は低音には鈍感」ということです。
・身近な例としては、女性の高い声が大きく聞こえるのに対して、男性の低い音は小さく聞こえることが挙げられます。
・ですから、問題1のように、音圧レベルが等しくても、人の耳には1,000Hzの
高音よりも100Hzの低音のほうが小さく感じられます。
■騒音レベル(A特性音圧レベル)
・騒音レベルは、「A特性音圧レベル」で表します。
・A特性とは聴覚の周波数特性という意味で、「人の耳は低音には鈍感」という
特性を考慮して、純粋な物理量である音圧レベルの値を、低音の場合は小さく、高音の場合は大きくなるように補正した音圧レベルです。
・したがって、低音の騒音レベルは、音圧レベルの値よりも低い値を示します。
コメント