題名:鉄骨の溶接と鉄筋のガス圧接の検査
過去問・類似問題
問題1 施工 H26-14
受入検査における完全溶込み溶接部の表面欠陥及び精度の外観検査は、特記がな
かったので、目視による抜取検査とし、溶接部位ごとにロットを構成し、それぞ
れのロットから30箇所を検査対象としてサンプリングした。
問題1 正
問題2 施工 H19-03
鉄筋のガス圧接継手の外観検査については、原則として、1検査ロット(1組の作
業班が1日に施工した圧接箇所の数量)から無作為に抜き取った30か所を対象とす
る。
問題2 誤。鉄筋のガス圧接継手の外観検査は「全数検査」です。
覚え方・解説
■外観検査 → 全数検査
■内部欠陥検査 → 抜取検査
を基本として、例外を2か所覚えればマスターできます。
■例外1「鉄骨の工事現場溶接部の内部欠陥検査は、全数検査」
・鉄骨の工事現場溶接部はすべて全数検査になります。
・工場での溶接部に比べて入念な検査が必要になります。
■例外2「鉄骨の溶接部の受入検査(製作工場)の外観検査のうち、
完全溶込み溶接部は、抜取検査」
・「溶接部全般」について「目視で万遍なく検査(≒全数検査)」したうえで、完全溶込み溶接部は「抜取検査」を加えて入念に検査します。
補足 ■鉄骨の溶接部の外観検査とは、「表面割れ」や「アンダーカット、オーバーラップ、ピット」などの検査です。
■鉄筋のガス圧接継手の外観検査とは、「ふくらみの直径は鉄筋径の1.4倍以上、長さは1.1倍
以上」の内容の検査です。
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