題名:調合管理強度、調合強度
過去問・類似問題
問題1 施工 H27-10
構造体コンクリート強度の検査において、標準養生による3個の供試体の材齢28日における圧縮強度の平均値がコンクリートの調合管理強度以上であったので、合格とした。
問題1 正。調合管理強度は「標準養生(20℃水中養生)の供試体が持つべき強度」ですから、設問のように「標準養生の供試体の強度」が「調合管理強度」以上であれば合格です。
問題2 施工 H30-10
構造体コンクリート強度の検査において、標準養生による3個の供試体の材齢28日における圧縮強度の平均値がコンクリートの設計基準強度以上であったので、合格とした。
問題2 誤。「設計基準強度以上」ではなく「調合管理強度以上」で合格です。
覚え方・解説
それぞれ、一言で表現すると次のとおりです。
■品質基準強度
・構造体コンクリートが確保すべき強度
■調合管理強度
・レディーミクストコンクリート工場での調合が適切か管理(チェック)するための強度
・構造体コンクリートの強度推定用の標準養生(20℃水中養生)の供試体が確保すべき強度
■調合強度
・調合の目標とする強度
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