題名:視認性・誘目性
過去問・類似問題
問題1 環境 H25-10
視認性は、注視している対象がはっきり見えるか否かに関する属性であり、視対
象と背景色との間の明度差の影響を大きく受ける。
問題1 正
問題2 環境 H16-07
視認性は、目を引きやすいか否かに関する属性であり、一般に、高彩度色は視認
性が高い。
問題2 誤。「視認性」は「誘目性」の誤りです。
問題3 環境 H30-08
色光の誘目性は、一般に、色相では赤が最も高く、青がこれに続き、緑が最も低
い。
問題3 正
覚え方・解説
視認性と誘目性を間違えないようにしましょう。
■視認性
・対象とするものがはっきり見えるか否かという特性。
・視対象と背景の色との明度差が大きいほど視認性が高い。
■誘目性
・目を引きやすいか否かという特性。
・彩度の高い色は誘目性が高い。
・色相では、高い順に、赤、青、緑。
・重要な部分に赤ペンを引くのは、赤の誘目性が高いからです。赤ペンの次に使
うのは、「ふつう」青ペンですよね。
・視認性と誘目性は、似ているようですが、違います。
・例えば白い紙に黒字で大きな文字が書いてあれば、はっきり見えて視認性は高
いですが、あまり目を引いたりはしないですよね。赤字のほうが目を引きま
す。
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