等級の数値と性能【環境設備】 

題名:等級の数値と性能

過去問・類似問題

問題1 施工 H24-19
JIS及びJASにより定められているホルムアルデヒド放散量による等級区分
の表示記号は、「F☆☆☆☆」より「F☆」のほうが放散量は小さく、「F☆」
は使用規制の必要がないものである。

問題1 誤。設問は「F☆☆☆☆」と「F☆」が逆です。

問題2 構造 H26-30
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「日本住宅性能表示基準」に
規定される「耐震等級」には等級1、等級2、等級3があるが、その数値が大き
いほどより大きな地震力に対して、所要の耐震性能を有していることを示してい
る。

問題2 正

問題3 計画 R04-12
新築の一戸建て住宅において、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づ
く「日本住宅性能表示基準」に規定される「高齢者等配慮対策等級」は、等級5
~1で評価している。
問題3 正

覚え方・解説

性能の順番を表す等級は、その数値が大きいほど、性能が高い
■ホルムアルデヒド放散量による等級(F☆~F☆☆☆☆)
・「F☆☆☆☆(エフ・フォースターと呼びます)」のほうが放散量が小さく、
使用面積の規制の必要がありません。
■住宅品確法の日本住宅性能表示基準
・耐震等級(等級1~3)
・高齢者等配慮対策等級(等級1~5)
・断熱等性能等級(等級1~7)

・「性能の順番を表す等級は、その数値が大きいほど、性能が高い」ことには、
理由があります。

・技術開発で性能が高くなったときに等級を追加できるようにするためです。
・「住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅品確法)」に基づく「日本住宅
性能表示基準」の「断熱等級」(正式には「断熱等性能等級」)は、2022年に
等級7が新設されています。

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