枠組足場の墜落防止措置・落下防止措置 【施工】

題名: 枠組足場の墜落防止措置・落下防止措置

過去問・類似問題

問題1 施工 H23-02
高さ2m以上の枠組足場の墜落防止措置については、原則として、「交差筋かい
に加え、高さ15㎝以上40㎝以下の下桟、高さ15㎝以上の幅木又はこれらと同等以
上の機能を有する設備」又は「手すり枠」を設けなければならない。

問題1 正

問題2 施工 R02-05
風荷重を受けるシート類を設けない枠組足場の構面からの墜落防止措置として、
交差筋かい及び高さ10㎝の幅木を設けた。
問題2 誤。人の墜落防止措置のための幅木は、高さ15㎝以上必要。

問題3 施工 H22-21
手すり枠を設けない高さ10mの枠組足場における墜落防止措置として、枠組足場
の交差筋かい及びメッシュシートを設けたので、所定の下桟や幅木を設けなかっ
た。
問題3 誤。メッシュシートは物の落下防止措置であって、人の墜落防止措置に
はならない。

覚え方・解説

はじめに「墜落防止措置は人の墜落」、「落下防止措置は物の落下」です。

■枠組足場の人の墜落防止措置(①、②、③のいずれか)
①交差筋かい+高さ15㎝以上40㎝以下の位置に下桟
②交差筋かい+高さ15㎝以上の幅木
③手すり枠
■物の落下防止措置(①、②のいずれか)
①高さ10㎝以上の幅木
②メッシュシート・防網等

特に次の2点が重要です。
①幅木について、枠組足場の墜落防止措置は高さ15㎝以上、落下防止措置は高さ
10㎝以上。
そして、墜落防止措置として高さ15㎝以上の幅木を設ければ、落下防止措置に
もなります。
②メッシュシート・防網は、落下防止措置であって、墜落防止措置にはならな
い。

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