放射量・受熱量・距離の逆2乗則【環境設備】 

題名:放射量・受熱量・距離の逆2乗則

過去問・類似問題

問題1 環境 H20-01改
物体の表面から射出される放射量は、物体の表面の絶対温度の2乗に比例し、伝
搬距離の2乗に反比例して減衰する。

問題1 誤。物体の表面の絶対温度の「4乗」に比例します。

問題2 環境 H18-21
点光源による直接照度は、光源からの距離の2乗に反比例する。

問題2 正

問題3 環境 H10-06
点音源から放射されている音の強さは、伝搬距離の2乗に反比例して減衰する。
問題3 正

覚え方・解説

まずは、熱放射について、放射量と受熱量を比較・整理しましょう。

■放射量
絶対温度の4乗に比例する。
■受熱量(1㎡当たりに受ける熱量[W/㎡])
伝搬距離の2乗に反比例する。

次に、距離の逆2乗則について、比較・整理しましょう。

・「受熱量は、伝搬距離の2乗に反比例する」とは、距離が2倍になると1㎡当
たりに受けるエネルギー量が1/4になるということです。
・ある面を通過したエネルギーは、2倍の距離にある面では、縦2倍、横2倍
で、面積4倍に拡散され、単位面積当たりでは4分の1に減衰します。これを
距離の逆2乗則といいます。
・これは、熱だけでなく、光も音も同じです。

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