題名:外気負荷
過去問・類似問題
環境 H16-19
外気負荷のうち顕熱負荷は、「室内外の空気の温度差」と「風量」との積に比例す
る。
問題1 正
覚え方・解説
・外気負荷とは、新鮮空気の取入れのために室内に取り入れる外気による熱負荷
です。
・例えば冷房時には、せっかく冷やした室内空気の一部を排気して、新鮮空気と
して屋外の高温な空気を取り入れなければなりません。この際の熱負荷が外気
負荷です。
・外気負荷のうち、室内の温度を上下させるのが顕熱負荷、湿度を上下させるの
が潜熱負荷、その合計が全熱負荷です。
・空調設計においてその計算が必要なのですが、基本は次の関係です。
■顕熱負荷は、風量×室内外の温度差に比例
■潜熱負荷は、風量×室内外の湿度差に比例
■全熱負荷は、風量×室内外の比エンタルピー差に比例
・風量とは、換気量のことです。
・エンタルピーとは、顕熱と潜熱の合計である総熱量のことで、空気1㎏当たり
のエンタルピーを比エンタルピーといいます。
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