題名:基礎・梁側・柱・壁のせき板の材齢による存置期間
過去問・類似問題
・せき板の最小存置期間については、「コンクリートの材齢による最小存置期
間」と「コンクリートの圧縮強度による最小存置期間」のうち、どちらかを満
足すればよいです。
問題1 施工 H19-10
構造体の計画供用期間の級が「標準」の場合の建築物において、普通ポルトラン
ドセメントを用いたコンクリート(せき板の存置期間中の平均気温が20℃)におい
て、材齢が4日に達したので、圧縮強度試験を行わずに柱及び壁のせき板を取り
外した。
問題1 正
問題2 施工 R03-09
計画供用期間の級が「標準」の柱及び壁のせき板の存置期間をコンクリートの材
齢により決定するとした施工計画において、存置期間中の平均気温が10℃以上
15℃未満と予想されたので、普通ポルトランドセメントを使用したコンクリート
については、せき板の存置期間を6日とした。
問題2 正
問題3 施工 R02-09
基礎のコンクリートに使用するセメントが普通ポルトランドセメントから高炉セ
メントB種に変更となったので、コンクリートの材齢によるせき板の最小存置期
間を普通ポルトランドセメントの場合より長く設定した。
問題3 正
覚え方・解説
・計画供用期間の級が「標準」の場合、普通ポルトランドセメントを用いたコン
クリートにおいて、梁側等の垂直なせき板は、20℃を境に4日か6日(気温が
高ければコンクリートが早く固まるので、4日と早い)以上経過すれば取り外
して良いです。
セメントの種類による存置期間の長短
(早強)<(普通・混合A種)<(混合B種)
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