品質基準強度、設計基準強度、耐久設計基準強度 【施工】 

題名:品質基準強度、設計基準強度、耐久設計基準強度

過去問・類似問題

施工 R05-10
普通コンクリートの調合管理強度は、設計基準強度又は耐久設計基準強度のうち
大きいほうの値に、構造体強度補正値を加えた値とした。

問題1 正

覚え方・解説

■品質基準強度
・品質基準強度とは、構造体コンクリートが持つべき品質としての強度です。
・構造体コンクリートとは、構造体=躯体として打ち込まれたコンクリートです。
・品質には「強度」と「耐久性」の2つがあります。
■設計基準強度
・品質のうち「強度」については、設計基準強度を確保しなければなりません。
・設計基準強度とは、コンクリートを何N/㎟の強度と考えて構造設計をしたか、という値であり、施工時、その強度が確保されるようにコンクリートの調合をしなければなりません。

■耐久設計基準強度
・品質のうち「耐久性」については、耐久性(年数)を強度に換算した値を用います。それが「耐久設計基準強度」です。
・耐久設計基準強度とは、「構造体の計画供用期間の級に応ずる耐久性を確保するために必要とする強度の基準値」です。
・具体的には次のとおりです。

・一般に、強度が高いと、コンクリートが緻密に打ち込まれ、耐久性も向上するので、耐久性を強度に換算するのです。

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