ディープウェル・ウェルポイント【施工】

題名:ディープウェル・ウェルポイント

過去問・類似問題

問題1 施工 H22-06
ディープウェル工法におけるディープウェルとは、地下水を真空ポンプにより強
制的に吸い上げるために地中に打ち込む集水管のことである。

問題1 誤

問題2
ウェルポイント工法におけるウェルポイントは、井戸掘削機械により直径400~
1,000mm程度の孔を掘削し、この孔にスクリーンを有する井戸管を挿入し、孔壁と
井戸管との隙間部にフィルター材を投入して施工した井戸に、水中ポンプを設置
したものである。

問題2 誤
・問題1と問題2は、ディープウェル工法とウェルポイント工法が逆です。
・問題1は「ディープウェル工法ではなくウェルポイント工法が正」

問題3 施工 R03-06
ウェルポイント工法において、ウェルポイントに接続するライザーパイプについ
ては、揚水能力を確保するために、スリット形ストレーナー管を用いた。
問題3 誤。ウェルポイント工法は真空吸引力を利用するため、ライザーパイプ
などの配管は気密性の確保が重要です。したがって、ライザーパイプに
スリット形ストレーナー(ろ過器)管を用いたことは不適当です。な
お、井戸管にスリット形ストレーナー管を用いるのは、ディープウェル
工法です。

覚え方・解説

・ウェルとは「井戸」です。
・どちらも地下水処理における排水工法です。
■ディープウェル
・「深い井戸」
・深くて大きな井戸(直径40~100㎝程度)から地下水を汲み上げる。
■ウェルポイント
・「井戸の点」
・点ほどに小さい井戸(直径5㎝程度)を多数並べて真空ポンプで地下水を汲み上げる。

・真空にできるのは、小さい井戸のウェルポイントのほうです。
・スクリーンとは、ろ過のための網目のことです。

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