コンクリートの荷卸し時の温度 【施工】

題名:コンクリートの荷卸し時の温度

過去問・類似問題

問題1 施工 R04-11
寒中コンクリートにおいて、コンクリートの荷卸し時にコンクリート温度が10℃
以上20℃未満となるように、練混ぜ水を40℃に加熱して使用した。

問題1 正

問題2 施工 H26-11
寒中コンクリートの適用期間において、打込み後に水和発熱による十分な温度上
昇が見込まれる場合には、工事監理者の承認を得て、打込み時のコンクリート温
度の下限値を5℃とすることができる。

問題2 正

問題3 施工 H23-10
寒中コンクリートにおいて、荷卸し時のコンクリート温度の下限値については、
打込み後に十分な水和発熱が見込まれるので、3℃とした。

問題3 誤。打込み後の十分な水和発熱が見込まれる場合であっても5℃以上と
します。

問題4 施工 H23-10
暑中コンクリートにおいて、荷卸し時のコンクリート温度の上限値については、
特記がなかったので、35℃とした。

問題4 正

問題5 施工 H21-10
マスコンクリートにおいて、荷卸し時のコンクリート温度の上限値については、
特記がなかったので、35℃とした。
問題5 正

覚え方・解説

寒中コンクリート:加熱した練混ぜ水を使用する場合、セメント投入直前のミキサー内の骨材及び水の温度の上限値:40℃以下
寒中コンクリート荷卸し時の下限値:5℃以上(打込み後の十分な水和発熱が見込まれる場合)
暑中コンクリート荷卸し時の上限値 :35℃以下

マスコンクリート荷卸し時の上限値 :35℃以下

・コンクリートの温度は、高すぎても低すぎてもいけません。その上限、下限に
ついての規定です。
■凍結するおそれのある時期に打ち込まれる寒中コンクリートは、温度が低くな
りすぎるおそれがあります。これを防ぐため、加熱した練混ぜ水を使用し、セ
メント投入直前のミキサー内の骨材及び水の温度を上限の40℃まで上げたとし
ても、セメントを投入し、練混ぜ、運搬し、工事現場で荷卸しした段階で5℃
ぐらいまで温度が低下するような場合があります。
■気温が高いときに打ち込まれる暑中コンクリートや、大断面の地中梁など、部
材断面寸法が大きな部分に打ち込まれるマスコンクリートは、水和発熱が内部
に蓄積され、温度が高くなりすぎるおそれがあるため、荷卸し時の上限を35℃
と定めています。

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