題名:アイランド工法・法付けオープンカット工法
過去問・類似問題
施工 H19-07
アイランド工法は、地下躯体の施工が2段階となることにより鉛直打継ぎが生じ
るが、掘削中央部においては切りばりが不要なので作業性はよい。
問題1 正
問題2 施工 H23-06
根切り平面に対して敷地に余裕があったので、掘削部周辺に安定した斜面を残
し、山留め壁や支保工を設けない法付けオープンカット工法を採用した。
問題2 正
覚え方・解説
・アイランド工法、法付けオープンカット工法は、どちらも「山留め工法におい
て、安定した緩やかな斜面を残して掘削することで、山留め壁を支える切りば
りが不要になり、作業性が良い」という点が共通しています。
・では、違いは何ですか?
■アイランド工法
・緩やかな斜面に囲まれた平らな部分に中央部だけを先に造る。
・このときは切りばりが不要で作業性が良いです。
・外周部を作る場合は中央部で切りばりを支えます。
・また、施工が2段階になるため、鉛直打継ぎが生じます。
■法付けオープンカット工法
・緩やかな斜面に囲まれた平らな部分に建築物全体を造る。
・したがって、敷地に余裕がある場合に適しています。
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