SRC造の鉄筋貫通孔 【構造】

題名:SRC造の鉄筋貫通孔

過去問・類似問題

問題1 構造 R04-23
鉄骨鉄筋コンクリート造の柱梁接合部において、梁の鉄骨ウェブに帯筋を貫通さ
せて配筋してよい。

問題1 正

問題2 構造 H05-14
鉄骨鉄筋コンクリート構造の柱・梁接合部において、梁の主筋が柱の鉄骨フラン
ジに当たったので、貫通孔をあけて鉄筋を通した。

問題2 誤。鉄骨フランジに貫通孔を設けるのは不可。

覚え方・解説

■鉄骨ウェブに鉄筋貫通孔を設けるのは「可」
■鉄骨フランジに鉄筋貫通孔を設けるのは「不可」

■ウェブについて
・鉄骨ウェブは、せん断力を負担します。
・せん断耐力は、曲げ降伏先行のために余裕を持たせているため、影響のない範囲で鉄筋貫通孔が許容されています。
・鉄骨梁のウェブにダクト貫通孔が設けられているのを見たことがある人も多いと思います。このようにウェブへの孔あけは許容されているのです。
■フランジについて
・鉄骨フランジは、曲げモーメントを負担します。
・その断面欠損は、全塑性モーメントの低下に直結します。

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