LVL・合板・集成材・CLT 【構造】 

題名:LVL・合板・集成材・CLT

過去問・類似問題

問題1 構造 H29-27
LVLは、日本農林規格(JAS)において「単板積層材」と呼ばれ、主として各層の繊維方向が互いにほぼ平行となるように積層接着されたもので、柱、梁等の線材に使用される。

問題1 正

問題2 計画 R05-06
LVLとは、ひき板を繊維方向にほぼ平行となるように積層接着した木質系材料であり、引張強度の高さと品質の均一性から、主に、耐力壁等の面材として使用される。

問題2 誤。「ひき板」(厚さ数㎝)の部分は「単板(ベニア)」(厚さ数㎜)の誤り。また、「耐力壁等の面材」の部分は「柱、梁等の線材」の誤り。

問題3 構造 H29-27
CLTは、日本農林規格(JAS)において「直交集成板」と呼ばれ、各層の繊維方向が互いにほぼ直角となるように積層接着されたもので、床版、壁等の面材に使用される。
問題3 正

問題4 計画 R05-06
CLTとは、ひき板を繊維方向がほぼ直交となるように積層接着した木質系材料であり、構造躯体として建築物を支えるとともに、高い断熱性能も期待できる。
問題4 正

問題5 施工 R02-24
CLTとは、切削機械により切削した単板を、主としてその繊維方向を互いにほぼ平行にして積層接着した木質材料である。
問題5 誤。設問はLVLの記述です。

覚え方・解説

・木造建築物の普及促進の取り組みの一つとして、CLT(直交集成板)を用いた建築物の一般的な設計法等に関する告示が平成28年に制定され、大臣認定が不要となって以降、CLT、LVLは計画、構造、施工で科目を問わず頻繁に出題されています。

LVL・合板・集成材・CLT

覚え方

■単板積層材 LVL(Laminated Veneer Lumber)
Lの縦棒(|)が2本「平行」になっていますね!
■直交集成板 CLT(Cross Laminated Timber)
Cはクロスですから「直交」です!

補 足

■LVLの最初のLの「Laminated」は、ラミネート加工のことで、複
数の材料を積層させるという意味です。
■LVLの最後のLの「Lumber(北米)」とCLTの「Timber(英国)」
は、どちらも「材木」という意味です。

Follow me!

コメント

PAGE TOP