題名:4分割法
過去問・類似問題
問題1 構造 R05-10
木造軸組工法による2階建ての建築物において、各階につき、張り間方向及びけた行方向の偏心率が0.3以下であることを確認した場合、「木造建築物の軸組の設置の基準(4分割法)」によらなくてもよい。
問題1 正
問題2 構造 R05-10
建築基準法に基づく「木造建築物の軸組の設置の基準」(いわゆる四分割法)の計算において、各方向の側端部分の壁量充足率が1を超える場合は、壁率比の確認は省略してもよい。
問題2 正
問題3 構造 H22-10
木造軸組工法による2階建ての建築物において、壁率比が0.5未満であっても、各側端部分の壁量充足率が1を超えていればよい。
問題3 正
問題4 構造 R02-09
建築基準法に基づく「木造建築物の軸組の設置の基準」(いわゆる四分割法)の計算において、各側端部分の壁量充足率が全て1を超えていても、壁率比は0.5以上でなければならない。
問題4 誤
問題5 オリジナル
木造軸組工法による2階建ての建築物において、各側端部分の壁量充足率が1以下であっても、壁率比が0.5以上であればよい。
問題5 正
・問題をよく読んで正誤を確認しましょう。
覚え方・解説
(1)又は(2)のどちらかを確認する。
(1)偏心率の確認
① 偏心率≦0.3
(2)4分割法
② 側端部分の壁量充足率>1
③ 壁率比≧0.5
・木造の軸組の設置のバランスチェックは、(1)偏心率≦0.3を確認するか、(2)4分割法のどちらかによります。
・(1)の木造で4分割法によらない場合の偏心率の条件「0.3以下」
・(2)の4分割法は、②又は③のチェック。
・したがって、①、②、③のいずれかを満たせばOKと言えます。
・②と③の式と、その意味を確認しましょう。
変換すれば「存在壁量>必要壁量」であり、側端部分の壁量が足りているのでOK。
両側の側端部分の壁量の偏りが小さく、バランスが良いのでOK。
コメント