砂質土と粘性土1【構造】

題名:砂質土と粘性土1

過去問・類似問題

問題1 構造 H21-22
地盤の液状化は、地表面から約20m以内の深さの沖積層で地下水位以下の緩い細砂層に生じやすい。

問題1 正

問題2 構造 R03-20
粘性土を支持層とする場合は、即時沈下だけではなく、圧密沈下も考慮する必要がある。

問題2 正

問題3 構造 H22-22
地盤の沈下には即時沈下と圧密沈下があり、圧密沈下は、砂質地盤が長時間かかって圧縮され、間隙が減少することにより生じる。
問題3 誤。設問中、「砂質地盤」は「粘性土地盤」の誤り。

問題4 構造 H25-22
支持力係数による算定式により、砂質地盤の許容応力度を求める場合、内部摩擦角が小さいほど許容応力度は大きくなる。
問題4 誤。砂質地盤は、内部摩擦角が大きいほど支持力が大きく、許容応力度も大きい。

覚え方・解説

主な被害 : 沈下     :支持力
砂質土 :液状化 :短期間の即時沈下沈下量は小さい:内部摩擦角が大きいほど支持力大沈下量は小さい

粘性土: 圧密沈下: 長期間の圧密沈下、沈下量は大きい:粘着力が大きいほど支持力大

・内部摩擦角とは、砂の土粒子間の摩擦とかみ合わせによる抵抗を表し、乾燥した砂が崩れて傾
斜するときの角度です。自然にとりうる砂山の最大角度とほぼ等しくなります。
・したがって、内部摩擦角が大きいほど支持力が大きくなります。

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