異等級構成集成材 【構造】 

題名:異等級構成集成材

過去問・類似問題

構造 H27-27
日本農林規格(JAS)の強度等級「E120-F330」の対称異等級構成集成材につい
ては、繊維方向の曲げに対する基準弾性係数は12kN/㎟、繊維方向の曲げに対す
る基準材料強度は33N/㎟である。

問題1 正

覚え方・解説

「異等級構成集成材」のうち、上下対称のものを特に「対称異等級構成集成材」といいます。

対称異等級構成集成材の強度等級「E120-F330」の意味
■E120 → 基準弾性係数が12kN/㎟
■F330 → 基準材料強度が33N/㎟

・異等級ですから、品質が同一でないひき板が積層されているわけですが、集成材全体としての弾性係数と材料強度の数値ということです。

覚え方

■Eはヤング係数(弾性係数)のE
■Fは材料強度(≒基準強度)のF

・数値は桁が一つ違いますが、次のとおり旧単位の桁となっています。12kN/㎟≒120×1000kgf/㎠33N/㎟≒330kgf/㎠
・強度等級のEとFの値の組合せは何種類もあり、たわみを小さくしたいときはE(ヤング係数)が大きいもの、強度を強くしたいときはF(基準強度)が大きいものを選択します。

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