杭の先端支持力度と周面抵抗力度 【構造】 

題名:杭の先端支持力度と周面抵抗力度

過去問・類似問題

問題1 構造 R05-20
杭先端の地盤の許容応力度の大小関係は、一般に、「打込み杭」<「セメントミルク工法による埋込み杭」<「アースドリル工法等による場所打ちコンクリート杭」である。

問題1 正。極限先端支持力度と許容応力度の大小関係は一致します。

問題2 構造 H22-23
砂質土における杭の極限先端支持力度の大小関係は、打込み杭>埋込み杭>場所打ちコンクリート杭である。
問題2 正

問題3 構造 H22-23
砂質土における杭の極限周面抵抗力度の大小関係は、打込み杭>埋込み杭(杭周固定液を使用)>場所打ちコンクリート杭である。

問題3 誤

問題4 構造 R05-20
砂質地盤における杭の極限周面抵抗力度の大小関係は、一般に、「打込み杭」<「場所打ちコンクリート杭」である。
問題4 正

覚え方・解説

・杭の極限鉛直支持力は、極限先端支持力と極限周面抵抗力との和です。
■極限先端支持力度
① 打込み杭は、地盤を締固めますので、先端支持力が最大。
② 埋込み杭(セメントミルク工法)は、杭先端の地盤を根固め液で固化するので、先端支持力が大きい。
③ 場所打ちコンクリート杭は、先端支持力が最小。
■極限周面抵抗力度
① 打込み杭は、杭周面がツルツルなので、周面抵抗力が最小。
② 埋込み杭(セメントミルク工法)は、孔壁との間を杭周固定液で固化するので、周面抵抗力が大きい。
③ 場所打ちコンクリート杭は、周面がザラザラなので、周面抵抗力が最大。

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