ボルト接合と高力ボルト摩擦接合の応力伝達【構造】

題名:ボルト接合と高力ボルト摩擦接合の応力伝達

過去問・類似問題

問題1 構造 H18-17
ボルト接合は、ボルト軸部のせん断力と母材の支圧力によって応力を伝達する接合方法である。

問題1 正

問題2 構造 H30-17
高力ボルト摩擦接合は、接合される部材間の摩擦力で応力を伝達する機構であり、部材とボルト軸部との間の支圧による応力の伝達を期待するものではない。

問題2 正

問題3 構造 R02-16
高力ボルト摩擦接合は、すべりが生じるまでは、高力ボルトにせん断力は生じない。

問題3 正

覚え方・解説

さっそくポイントを確認しましょう。

■ボルト接合
ボルト軸部のせん断力と母材の支圧力で応力を伝達
■高力ボルト摩擦接合
部材間の摩擦力で応力を伝達

・「支圧力」とは、2つの物体の接触面に生じる局部的な圧縮力をいいます。
・具体的には、「ボルト接合」の図のように母材が引っ張られて、ボルト軸部と母材のボルト孔壁との接触面に生じる局部的な圧縮力が、まさに支圧力です。

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