PC造 シース内のグラウト 【構造】

題名:PC造 シース内のグラウト

過去問・類似問題

構造 H28-23
ポストテンション方式のプレストレストコンクリート構造において、シース内に充塡するグラウトは、PC鋼材の腐食の防止、シースとPC鋼材との付着の確保等を目的とする。

問題1 正

 

問題2 構造 R04-22
ポストテンション方式によるプレストレストコンクリート造の床版において、一般に、防錆材により被覆された緊張材を使用する場合であっても、緊張材が配置されたシース内にグラウト材を注入しなければならない。

問題2 誤。防錆材により被覆された緊張材を使用する場合は、シース内にグラウトを注入しなくてもよいです。

覚え方・解説

■防錆材で被覆されていないPC鋼材(緊張材)を使用する場合
→シース内にグラウトを注入する。
→目的はPC鋼材の腐食防止・シースとPC鋼材との付着確保
■防錆材で被覆されたPC鋼材(緊張材)を使用する場合
→シース内にグラウトを注入しないでもよい。
→「アンボンドポストテンション方式」という。

・なお、シースとは、PC鋼材(緊張材)を通す管のことです。
・グラウトとは、充填という意味で、一般にセメントペーストを充填します。

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