【ファンズワース邸】

一級建築士過去問

問題

ファンズワース邸（ミース・ファン・デル・ローエ）は、広大な敷地に建つ週末住宅であり、Ｈ形鋼の柱に溶接された梁を介して屋根スラブ及び床スラブを取り付けた構造に特徴がある。

正解は ○

ファンズワース邸（ミース・ファン・デル・ローエ1950年）は、広大な敷地に建つ週末住宅で、ミースの代表作の一つ。屋根と地面から持ちあげられた床スラブを、８本のＨ型鋼の柱に溶接された梁を介して取り付けた構造で、柱に挟まって浮いているように見える２枚の水平スラブが強調されたデザインである。

実物写真

https://hash-casa.com/2019/06/17/farnsworthhouse/

覚えるためのポイント

ファンズワース邸の主な特徴は以下の通りです

• 1950年にミース・ファン・デル・ローエによって設計された週末住宅で、イリノイ州プラノの広大な敷地に位置しています
• 構造的な特徴：
  • 8本のH型鋼の柱を使用
  • 柱に溶接された梁を介して屋根スラブと床スラブを取り付け
  • 柱に挟まれた2枚の水平スラブが浮いているように見えるデザイン
• 素材へのこだわり：
  • 磨かれた大理石
  • クロムメッキされた鋼材
  • 素材本来の質感や光の反射を活かしたデザイン

この建築は、モダニズム建築の象徴的存在として、世界中の建築家や建築愛好家に影響を与え続けています

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